「そろそろ給湯器を替えたいけれど、費用がどのくらいかかるのかわからない」「ガス給湯器とエコジョーズ、どちらが得なのか」「号数の選び方もよくわからない」――給湯器の交換を検討し始めたとき、こうした疑問が出てくるのは自然なことです。
給湯器は種類・号数・機能によって価格に大きな差があり、交換費用は安いもので10万円台、高いものでは50万円を超えることもあります。事前に相場を把握しておくことで、見積もりの妥当性を判断しやすくなります。
この記事では、給湯器の種類別・号数別の費用相場・号数の選び方・交換のタイミング・費用を抑えるコツ・悪徳業者を避けるポイントをまとめて解説します。
給湯器の種類別・費用相場
給湯器は熱源・仕組みによっていくつかの種類に分かれます。種類によって本体価格・工事費・光熱費のランニングコストが異なるため、自分の家の設備・エネルギー契約に合ったものを選ぶことが重要です。
| 種類 | 本体価格の目安 | 工事費込みの総額目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ガス給湯器(標準) | 6万〜15万円 | 10万〜25万円 | 最も普及しているタイプ。交換コストが比較的低い |
| エコジョーズ(省エネガス給湯器) | 10万〜20万円 | 15万〜30万円 | 排熱を再利用してガス代を約10〜15%削減。ドレン配管工事が追加になる場合あり |
| 電気温水器 | 15万〜30万円 | 20万〜45万円 | 火を使わず安全。深夜電力を活用するタイプが一般的 |
| エコキュート(ヒートポンプ式) | 25万〜50万円 | 35万〜70万円 | 大気熱を利用して電気代を大幅削減。初期費用は高いが長期的に節約効果が大きい |
| ガス温水暖房給湯器(床暖房対応) | 20万〜40万円 | 30万〜60万円 | 給湯+床暖房・浴室乾燥に対応。追い焚き・暖房機能を一台で担う |
| 石油給湯機(灯油式) | 6万〜15万円 | 10万〜22万円 | 灯油を燃料とするタイプ。ガスが通っていないエリアで普及。灯油代は燃料費の中で比較的安く、ランニングコストを抑えやすい |
既存の配管の状態・設置場所の条件・ガスの種類(都市ガス・プロパンガス)・設置場所の変更の有無によって工事費用は変わります。上記はあくまで目安として参考にしてください。正確な費用は現地調査・見積もりで確認することが大切です。
号数の選び方
給湯器の「号数」は、1分間に水温を25℃上昇させてお湯を供給できる量(リットル)を示しています。号数が大きいほど同時に大量のお湯を使うことができます。家族の人数・使い方に合った号数を選ばないと、シャワーとキッチンを同時に使ったときにお湯がぬるくなるという問題が起きます。
一般的な号数の目安
| 号数 | 向いている家族構成・使い方 |
|---|---|
| 16号 | 1〜2人暮らし・シャワーのみの使用が多い場合 |
| 20号 | 2〜3人家族・シャワーとキッチンを同時に使うことがある場合 |
| 24号 | 3〜4人家族・追い焚き付き浴槽がある場合 |
| 28号 | 4〜5人以上の家族・浴室・キッチン・洗面台を同時使用することが多い場合 |
現在使用している給湯器と同じ号数に交換するのが基本ですが、「お湯がぬるくなりやすい」「家族が増えた」という場合は一つ上の号数を検討する余地があります。
号数が大きい給湯器は本体価格も高くなります。必要以上に大きな号数を選んでも光熱費が下がるわけではないため、実際の使い方に合った号数を選ぶことが大切です。
給湯器の交換タイミング
寿命の目安
給湯器の標準的な寿命は10〜15年です。メーカーは部品の保有期間(製造終了後10〜12年程度)を設けており、それを超えると修理に対応できなくなるケースもあります。10年を超えた給湯器で不具合が出た場合は、修理より交換を検討するほうが長期的にはコストを抑えられることが多いです。
交換を検討すべき故障・劣化のサイン
- お湯が出ない・出るまでに時間がかかる
- 設定温度と実際の湯温が大きくズレる
- エラーコードが頻繁に表示される
- 点火時に大きな音(ボン・ゴーなど)がする
- 給湯器本体や配管から水が滲み出ている
- 排気口から黒い煙・焦げ臭いにおいがする
- リモコンの表示がおかしい・反応しない
給湯器から異臭・黒煙・ガス臭がする場合は、使用を即座に停止しガス会社または施工業者に連絡してください。一酸化炭素中毒・火災のリスクがあります。
給湯器の交換費用を抑えるコツ
① 緊急時を避けてスケジュールを組む
「お湯が全く出なくなった」という緊急事態での依頼は、費用が割高になりやすく、製品の選択肢も限られます。10年以上使用している給湯器は、不具合が出る前に余裕を持って交換を計画することで、より多くの選択肢の中から比較検討できます。
② 複数の業者から見積もりを取る
同じ製品でも、業者によって工事費・諸経費の設定が異なることがあります。2〜3社から見積もりを取って比較することで、費用の相場感をつかみやすくなります。ただし、価格だけで選ぶと施工品質に問題が出ることもあるため、実績・対応の丁寧さとあわせて判断することが大切です。
③ 補助金・助成金を活用する
エコジョーズやエコキュートへの交換は、国や自治体の省エネ補助金の対象になることがあります。申請条件・金額は年度ごとに変わるため、工事前に最新情報を確認しましょう。業者が補助金申請のサポートをしてくれるケースもあります。
④ リース・分割払いを検討する
エコキュートなど初期費用が高い機器は、リース契約や分割払いを選べるケースがあります。一時的な出費を抑えたい場合に有効ですが、総支払額がどうなるかをしっかり確認しましょう。
悪徳業者を避けるための注意点
給湯器の交換は費用が大きく、緊急性も高いため、悪質な業者に狙われやすい分野でもあります。以下の点に注意してください。
注意すべき業者の特徴
- 「今すぐ交換しないと危険」と強引に契約を急かす
- 電話だけで費用を確定しようとする(現地調査なし)
- 見積もりの内訳を明示しない・「一式」でしか提示しない
- 大幅な割引を強調して契約を急がせる
- 施工後に「追加工事が必要だった」として費用を大幅に上乗せする
- 領収書・保証書を発行しない
信頼できる業者を選ぶポイント
- 現地調査を行ったうえで詳細な見積もりを提示してくれる
- 製品のメーカー保証・施工保証の内容を明確に説明してくれる
- 地域に拠点があり、施工後のアフターフォローが受けやすい
- 水道法・ガス工事に関する資格・登録を持っている
- 口コミ・施工実績が確認できる
検索広告で上位表示される「激安給湯器交換」業者の中には、本体価格を安く見せて工事費・出張費で回収するケースがあります。広告の価格はあくまで最低価格であり、実際の総額とは異なることが多いです。
ガス給湯器とエコジョーズ、どちらを選ぶか
現在ガス給湯器を使用していて交換を検討している場合、「そのまま同じタイプに替えるか、エコジョーズにアップグレードするか」という選択がよく問われます。
エコジョーズは初期費用がやや高くなりますが、ガス代を約10〜15%削減できるため、長期的にはコスト回収が見込めます。ただし、エコジョーズは排出するドレン水の処理配管が必要で、設置場所によっては追加工事費がかかることがあります。現地の状況を確認したうえで判断することが大切です。
一方、エコキュートへの切り替えはオール電化を前提とするため、既存の設備・電気契約の見直しが必要になります。ガスから電気への切り替えを検討している場合は、光熱費のシミュレーションを業者に依頼することをおすすめします。
石油給湯機(灯油式)について——垂井町・西濃地区での実情
給湯器の話をするとき、ガスや電気が中心になりがちですが、垂井町を含む岐阜県西濃地区では石油給湯機(灯油式)を使っているご家庭が少なくありません。都市ガスが引かれていないエリアでは、プロパンガスより灯油のほうが燃料費を抑えやすいという実情があります。
燃料費で見ると、灯油は他の熱源と比べてランニングコストが低く、長年使い続けているご家庭が多いのもうなずける気がします。ただ、ひとつ気をつけておきたいのが灯油タンクの管理です。
タンクの灯油を切らしてしまうと給湯器が動かなくなります。灯油業者に配達を頼んでいても、うっかり残量の確認を忘れて寒い朝にお湯が出ない——という経験をされた方も意外と多いのではないでしょうか。特に冬の寒い時期は灯油の消費が早いため、残量のチェックを習慣にしておくことが大切です。
石油給湯機をお使いの方へ——交換・修理も対応しています
- 石油給湯機の交換・新規設置に対応
- 灯油タンクまわりの配管確認・補修
- 「ガスに切り替えたい」「エコキュートに変えたい」というご相談も承っています
よくあるご質問(Q&A)
Q. 給湯器の交換工事にかかる時間はどのくらいですか?
A. 既存と同タイプへの交換であれば、1〜3時間程度で完了することが多いです。配管の変更や追加工事が伴う場合は半日〜1日かかることがあります。
Q. 工事中はお湯が使えなくなりますか?
A. 工事中(2〜4時間程度)はお湯が使えなくなります。工事のスケジュールを事前に確認し、入浴のタイミングなどを調整しておくと安心です。
Q. プロパンガスと都市ガスで費用は違いますか?
A. 本体価格はガス種別(都市ガス13A用・プロパンガス用)によって異なります。また、プロパンガスの場合はガス会社の管理下にある設備が含まれるケースもあるため、既存の契約内容を確認しておきましょう。
Q. メーカー保証はどのくらいの期間ですか?
A. メーカーによりますが、標準保証は1〜2年が多く、延長保証(有償)で5〜10年に延ばせる場合があります。施工業者独自の施工保証が付くケースもあります。
給湯器の交換は若山水道へ
若山水道株式会社は、岐阜県垂井町を拠点に大垣市・関ケ原町・養老町など西濃地区全域で給湯器の交換・修理を承っています。ガス給湯器・エコジョーズ・電気温水器・エコキュートなど、各種対応しています。
「号数・機種の選び方から相談したい」「まず費用だけ確認したい」という段階からでも、お気軽にお問い合わせください。現地調査・見積もりは無料です。
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